トラブル

パソコンが起動しない!電源がつかない時に自分でできる対処方法4つ

大切なパソコンが電源を入れても反応しないと不安になってしまいますよね。

しかし、まだ故障と決めつけるには早いです!

この記事では、電源がつかない時にすぐにできる対処方法をご紹介します。まずはパソコンの電源がつかないに時の確認事項と対処方法を試してみましょう。

パソコンの電源がつかない時にまず確認することはこの3つ!

昨日までなんの問題もなく動いていたパソコンが、急に電源が付かなくなると焦ってしまいますよね。特に仕事で使用するファイルやデータが無くなってしまうかもしれない!と考えると不安が募ってしまいます。

しかし、パソコンの電源が付かない原因は以外と単純なことかもしれません。まずは、以下の3つの事項を確認してみましょう。

  1. 電源アダプターがきちんとささっているか
  2. スリープモードや休止モードになっていないか
  3. パソコンの充電があるかどうか

それぞれの確認事項について詳しく解説します。

1.電源アダプターがきちんと挿さっているか

普段から電源アダプターを挿しっぱなしにしていると、アダプターが抜けていたり、緩んでいることに気付かない場合があります。

電源スイッチ付きのタップを使用している場合は、電源スイッチがONになっているかを確認しておきましょう。また、ACアダプターと電源コードを接続するタイプの場合は、この接続部分がきちんと挿せていないためにパソコンの電源がつかないことも考えられます。

電源アダプターを抜き、壁のコンセントへしっかりと差し込む。さらにACアダプターと電源コード、パソコン本体にきちんと挿さっているか確認してもう一度パソコンの電源を入れてみましょう。接触の問題で電源がついていないのであれば、これで解決することができます。

2.スリープモードや休止モードになっていないか

パソコンの画面が真っ暗になっていても、パソコンがスリープモードや休止モードになっているケースでは、電源を押しても反応しないことがあります。

この場合、電源ボタンを1回押すか、その他のキーボード(大抵の場合はEnterキーや矢印キーなど)を1回押すことで解除することができます。

3.デスクトップの電源が付いているか

デスクトップのパソコンを使っている方は、デスクトップの電源が切れていると、主電源を入れてもパソコンが反応しません。主電源とデスクトップ、両方の電源がONになっていることを確認し、もう一度電源を入れてみましょう。

4.パソコンの充電があるかどうか

ノートパソコンを使用している場合、充電が切れているために電源が付かないということも考えられます。

充電が切れているのであれば、電源ケーブルをコンセントに差し込んでもすぐにパソコンが立ち上がらない場合もあります。電源ケーブルを差し込んでから、数分間パソコン内部のバッテリーを充電してから電源を入れることで改善することができます。

起動しない時に考えられる原因

パソコンが起動しない原因としてはさまざまですが、どのような内容があるのかを把握しておきましょう。

  • バッテリーの不良
  • パソコン内部のホコリ
  • キーボードの故障
  • 電源ユニットの故障
  • ウィルスの感染
  • HDDの故障

大きく分けてパソコン自体の故障とキーボードの故障の2つに分けられます。故障原因によって、対処方法や修理方法は異なりますので、どこがおかしいのか原因を探ってみることも大切です。

いますぐできる対処方法で試してみる

さきほど、ご紹介した3つの確認事項を試してみても電源がつかない場合は、次のステップに移りましょう。

ここでは初心者でもできる対処方法をお教えしますので、修理へ出す前にまずは以下の4つのを試してみてください。

対処方法①:ケーブルをすべて抜いて放電する

長時間パソコンを使うと内部に電気が溜まり、電源が入らなくなることがあります。放電は電源が入らなくなった場合に各メーカーでも推奨されている方法ですので、試してみる価値はあります。

放電方法は以下の手順で放電を行います。

  1. 起動中のアプリやファイルをすべて消す
  2. シャットダウンする
  3. パソコンに使用しているUSBなどを含めた周囲機器、接続しているケーブルをすべて抜く
  4. 数分間(2~3分)放置する

放電が終了したら、パソコンに電源アダプターやマウス、キーボードなどの必要最低限ケーブルを差し込んで、再度電源を入れてみましょう。帯電していたことが原因であれば放電することで解決可能です。

対処方法②:電源アダプターを代えてみる

電源アダプターに問題がある場合もあります。パソコン本体に問題がないのであれば、電源アダプターを代えると電源が入れることができます。

代わりのアダプターは、純正の物を使用することをおすすめします。もしも、純正のアダプターがすぐに手に入らない場合は、電圧と差し込み口を確認して合うものをネットショップや家電量販店で購入することもできます。その際、差し込み口が同じでも電圧が異なると電源がつかない場合もありますので注意しましょう。

対処方法③:タコ足配線の使用をやめる

タコ足配線でパソコンを使用している場合、電源供給が不安定になります。パソコンへ十分な電源供給がされていないために電源が入らないということも考えられます。

タコ足配線が原因かを確認するためにも、壁のコンセントに直接差し込んでから電源を入れてみましょう。

対処方法④:部屋をパソコンの適温(10〜35℃以下)にする

パソコンを使用する環境温度が高すぎたり低すぎたりした場合、室温が原因かもしれません。その場合、室内を適温(10〜35℃)に設定することで電源がつくことがあります。

パソコンは熱さに弱いことは有名ですが、実は過度な寒さにも弱い電子機器です。パソコン内部の温度は室温より7〜10℃熱いと言われており、部屋の温度が熱すぎると、パソコンが熱暴走を起こして電源が入らなくなってしまうことがあります。

一方で、パソコン内部の電源にユニットやHDDなどは寒さに弱く、10℃以下では起動しない可能性がありますので、パソコンを使う際の室温には十分注意しましょう。

まとめ

ある日突然にパソコンの電源が入らなくなってしまうと、パニックになってしまうかもしれません。

しかしそんな時は、落ち着いて今回ご紹介したパソコンが起動しない場合の対処方法を試してみてください。案外、あっさりと電源が付くこともあります。

それでも電源が付かない場合には、パソコン本体や電源ボタンの故障、さらにウイルス感染が原因であることも考えられます。大切なデータが消えてしまう前に、パソコン修理のプロへの相談してみましょう!

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